移植法(真皮や静脈移植)
移植法(真皮や静脈移植)と呼ばれる、ペロニー病の手術法について紹介しているページです。
ペロニー病の手術法のひとつ「移植法」
中年男性の勃起ペニスを湾曲させるペロニー病。
「曲がってきただけでなく、しこりも…」と自覚されている方は、注意が必要です。
ペロニー病 | |
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症状 |
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特徴 |
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良性ではありますが、ペロニー病のしこりは陰茎がんのしこりと区別がつきにくい場合も多いので、自覚症状があるならば早めに専門医の診療を受けるべきです。
ペロニー病が大病に発展することはないものの、陰茎の湾曲や痛みは自然治癒しません。特にセックス中の障害になりやすいので、パートナーのためにも積極的に治療を行って欲しいものです。
ある程度病状が進行している場合は、外科手術をする必要があります。その手術法のひとつが、移植法(真皮や静脈移植)です。
【移植法(真皮や静脈移植)とは】
白膜に出来たしこりを切除したうえで、切除箇所に真皮や静脈を移植する方法。
白膜の長さを損なわずに済むため、陰茎の短縮も伴わない。
所要時間は120~150分程度。3日程度の入院を要する。
移植法(真皮や静脈移植)のメリット・デメリット
ペロニー病の手術は、症状が進行している場合や、保存療法に大きな効果が見られなかった場合に、採用されます。中でも移植法(真皮や静脈移植)には、以下のメリット・デメリットがあります。
★メリット
- しこりそのものを切除できるため、痛みなどもなくなる。
★デメリット
- 難易度の高い手術なので、対応できるクリニックが少ない。
また、技術の低い医師が担当すると、湾曲が残る場合がある。
移植法を希望する場合は、ペロニー病の症例が豊富で、経験値の高いクリニックや医師を選ぶことが大切です。
事前にきちんと情報を調べ、信頼できるクリニックを選ぶようにして下さい。