悩まないで!湾曲ペニス・屈曲ペニス・ペロニー病の情報まとめ

治療の流れ

曲がった陰茎(湾曲ペニス・屈曲ペニス・ペロニー病)の治療法について調べています。

曲がった陰茎(湾曲ペニス・屈曲ペニス・ペロニー病)の治療法

男性の股間

一般的には真っ直ぐに勃起するはずのペニスが、あらぬ方向へ著しく曲がっていると、性交時の障害になります。その症状は、先天性と後天性に大別されます。

  • 先天性陰茎湾曲症
    生まれつき陰茎内の海綿体の発育バランスが悪く、勃起時のペニスが湾曲します。
  • ペロニー病
    海綿体を取り囲み、その膨張を適度に抑え、勃起時の硬さを保つ「白膜」という組織に良性のしこりができること。
    中年以降の発症が多く、勃起時のペニスが湾曲します。

湾曲ペニスが自然治癒することはありません。大きな悩みやコンプレックスの原因となることもあり、クリニックで診療を受ける人が多くなっています。では実際に、どのような治療が行われるのでしょうか。

先天性陰茎湾曲症の場合

先天性の湾曲ペニスの場合は、思春期に本人が自覚する場合が多くなっています。しかし治療は第二次性徴が終わり、身体の発育が一段落した20代前半以降に行うのが、望ましいとされています。

治療は外科手術となります。手術時間は90分程度で、数日の入院を要します。

内容としては、発育バランスのおかしい海綿体を、周囲の組織から剥離します。これだけで終わることもありますが、ほとんどの場合は湾曲方向と反対側の白膜を切除し、縫い縮める方法が適用されます。これは「プリケーション法」と呼ばれる手術です。この手術により、湾曲はほぼ確実に矯正されます。

ペロニー病(陰茎硬化症)の場合

ペロニー病は、後天的に発症します。本人が気づいてクリニックの診療を受けるのが早かった場合「湾曲が進行している最中」ということもあるようです。

その際はまず、手術を行わず「保存療法」が進められます。具体的には内服薬の処方や、ステロイドなどの局所注射を行うことになるのです。一定期間を経て効果が見られなかった場合は、本人の希望を確認したうえで外科手術が行われます。

ペロニー病の手術は、先天性と同じく「プリケーション法」が採用されるほか、しこりを切除したうえで真皮や静脈を移植する「移植法」が採用される場合があります。いずれも2時間程度の時間を要する手術であり、数日程度入院しなければなりません。

ペロニー病によるペニスの治療は、湾曲が進むほど難易度も高まります。自覚症状がある場合は、早めにクリニックで診療を受けるようにして下さい。

ペロニー病の治療方法は「保存療法」と「手術」がある

ペロニー病の治療法【非手術的治療】

ペロニー病の非手術的治療とは、「手術をおこなわずに注射や内服薬による治療を行うこと」です。「保存的治療」とも呼ばれます。手術には後遺症のリスクがあるので、症状があまり進行していない場合など、時間的猶予があるときには、まず非手術的治療で症状の改善を図るケースが多いです。

ペロニー病では、陰茎海綿体の白膜にしこりが発生することによって、ペニスが曲がる、勃起時に痛む、性交が難しくなる、といった症状が現れます。非手術的治療は、注射や薬物によってしこりの増大を抑え、縮小させることによって症状の改善を図る治療法です。

非手術的治療は体への負担も少なく、取り組みやすい治療法ですが、ペロニー病が進行した状態になると効果を発揮しにくいというデメリットもあります。リスクの少ない非手術的治療を受けるためには早期発見が大切です。勃起するとペニスが曲がっている、ペニスの一部に硬いしこりがある、といった異常を少しでも感じたら、早めに医師に相談しましょう。

>>ペロニー病の治療法【非手術的治療】

ペロニー病の治療法【外科手術】

ペロニー病の発見が遅れると、しこりが肥大化しているため非手術的治療では大きな効果が得られないことがあります。そういった場合は外科手術による治療を行います。手術方法は、縫縮法(プリケーション法)と移植法(真皮や静脈移植)の2種種類です。

ペロニー病の外科手術の所要時間は30分~90分くらいです。症状の進行具合や手術内容によっては日帰り手術が可能な場合もありますが、入院が必要になることもあります。ペニスの湾曲はほぼ一回の手術で矯正可能ですので、悩んでいる方は医師に相談してみてください。

>>ペロニー病の治療法【外科手術】

ペロニー病の治療を受ける前の6つの準備

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ペロニー病は早期発見・早期治療が効果的な病気ですので、ペニスに異常を感じたら早めにクリニックで受診することが大切です。ペロニー病の疑いがある人がクリニックでスムーズに治療を受けるために、何を準備しておくと良いか紹介します。

症状など医師に話すべきことを整理する

ペロニー病の診察では、まず医師から症状や気になっていることを聞かれます。クリニックや医師によって診察内容は異なりますが、主に以下のような点について聞かれることが多いです。

  • ペニスにしこりがあるか
  • いつごろから、どのくらい曲がっているか
  • 痛みの有無
  • ペニスを傷つけてしまったことがあるか
  • ペニスの感覚に異常があるか
  • 勃起したときにあまり硬くならない等の異常があるか

いつごろから曲がっているかという点は特に重要で、先天的に曲がっているのであれば、ペロニー病ではなく先天性陰茎彎曲症の可能性があります。ただし、問診で症状を確認したうえで、さまざまな検査によってペロニー病の診断をおこないますので、正確に説明しないと診断できない、というわけではありません。よりスムーズに診断してもらうために、上記の点についてきちんと説明できるようにしておきましょう。

勃起時のペニスの写真を撮影する

ペロニー病の検査では、触診でしこりの場所を確認し、MRIや超音波検査でしこりの大きさや厚みを計測します。しかし検査は勃起していない状態で行いますので、勃起時にどのくらい曲がっているかはわかりません

勃起時の状態を医師にわかりやすく説明するために、事前に勃起状態の写真をスマートフォン等で撮っておいて、診察時に見せるとスムーズに診断してもらえます。撮影する際は、ペニスを上と左右から撮ることで、上下左右の曲がり具合がわかるようにしましょう。

なお手術で治療する場合は、手術前にプロスタグランジンE1という薬剤を注射することによって人工的に勃起させ、曲がり具合や硬さを正確に計測します。患者自身が撮影した写真はあくまで診断の参考にするためのものですので、写りが鮮明でなくても、曲がり具合がおおまかにわかれば十分です。

必要書類を準備する

ペロニー病の治療で特別に必要な書類等は特にありませんが、手術による入院治療になる場合は入院申込書などの書類提出が必要になります。どのような書類が必要かはクリニックによって異なりますので、入院手術することになったらクリニックに確認しましょう。なおペロニー病手術での入院期間は数日程度で、長期化することはほとんどありませんので、着替えや日用品は数日分用意しておけば十分です。

また手術せずに保存的治療を行う場合は、内服薬やステロイド注射を使用しますので、既に何らかの薬を飲んでいる人はお薬手帳を用意しておきましょう。お薬手帳は使用している薬の名前や量を記録するための手帳で、薬の管理が簡単になるので便利です。ペロニー病の保存的治療で用いる内服薬はビタミンE、トラニラスト、コルヒチンなどいくつか種類がありますが、既に飲んでいる薬と飲み合わせの悪い薬は避ける必要があります。

自分で湾曲を無理やり矯正しようとしないこと

ペロニー病はペニスの海綿体白膜にしこりができることによってペニスが曲がってしまう病気ですので、手で反対方向に曲げることによって矯正できるようなものではありません。逆に手で無理な力を加えることで海綿体を傷つけてしまい、症状が悪化する可能性もありますので、自力で矯正しようとするのはやめましょう。

ペロニー病は早期に治療を開始すれば、手術に頼らなくても治療できる可能性があります。ペニスに関する症状ということで、クリニックへ行くのは恥ずかしいという気持ちもあるかもしれませんが、医師にとっては珍しい病気ではありません。自分だけで何とかしようとせずに、早めにクリニックを受診することが治療への第一歩です。

症状に気づいたら早めに受診すること

自分がペロニー病かもしれない、と思ったら、とにかく早めにクリニックで受診することが重要です。ペロニー病は放置していると、発症してから半年~一年くらいはしこりが増大していくといわれています。その間、内服薬による治療をおこなうと、しこりが縮小・消失することがありますので、手術しなくても良い状態になる可能性が高まります。

手術による治療では、後遺症が残る可能性がゼロではありません。後遺症は手術方法によっても異なりますが、ペニスが少し短くなる、勃起機能が一時的に低下する、ペニスの感覚がにぶるといった症状が現れる可能性があります。

服薬や注射での治療で済ませられれば、そのような後遺症のリスクを避けることが可能です。気になる症状のある人は、できるだけ早めにクリニックへ行きましょう。

ペニスに関する疾患の治療実績が多いクリニックを調べる

ペロニー病を手術で治療する場合、しこりを切除して他の場所の組織を移植する方法や、しこりの反対側を縫い縮める方法があります。いずれもペニスにメスを入れて形を整えることになりますので、きれいな仕上がりにするためには治療実績の多いクリニックを選ぶことが重要です。

またペロニー病の手術の際には、ついでに包茎手術もおこなうことがあります。包茎手術も医師の技術や手術法によって見た目のきれいさが変わってきますので、単にペロニー病を治療するだけでなく、治療後の見た目も気になる方は特に慎重にクリニックを選びましょう。クリニックによっては手術前後の写真をホームページに掲載するなど、治療後の状態を分かりやすく説明しています。

湾曲ペニス・屈曲ペニスの治療実績が豊富なクリニックは以下のページで紹介しています。安心して治療を任せることができるクリニックをピックアップしていますので、参考にしてみてください。

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